6月22日(水)
6/5の矢野沙織さんLIVEでの出来事。
トロンボーンの向井さんに刺激されたのか矢野さんはいつにもまして吹きまくった。
ステージ最後の曲も終盤にかかり最後のメンバー紹介が始まった。
ん??言葉が途切れた矢野さん・・・意識が遠くなっていく様子だ。
ヤバッ!僕がステージに走っていくと同時にもう一人の方が!!
おお!中○先生ではありませんか!彼女をさっと診るとニコッとして「大丈夫」と一言。
ステージ側からお客様を見ると、心配そうな顔・顔・・顔・・・。
これは何とかしなくては!と気を落ち着けて周りを見渡す自分・・。
しかしそんな心配は無用と言うものだった。。
その間・・音が途切れることはなくミュージシャンはキチッとエンディングまで決めて、、
音でお客様の不安を一掃してしまったのだ。

突然の出来事にもリズムも狂わず音も途切れることが無く・・・
本物のプロの姿を教えてもらったLiveだった。

矢野沙織さんは、30分も休むといつもの元気さを取り戻した。
向井さんとのセッションで燃え尽きるほど吹きまくる矢野さんもプロとして素晴らしい道を歩んでいるのだろう。

そして11日の山田恵子さんの「シャンソンNIGHT」。。吉川さんのピアノと山田さんの歌の絶妙な事ったら・・・。
今回で3回目のシャンソンNIGHTだが、毎回 本当に素晴らしいひと時だ。
情景が目の前に浮かんでくるのだ。
パリの街並みを馬車がトコトコ走るシーンがうかんでくる。
(パリには行ったことはないのだが・・・)
情景といえば18日の「浪曲と講談のひととき」も凄かった。
本物の芸の深さを教わった。
私の大好きな小沢昭一さんが、「これを聴け!」と言っていたのがよく理解できた。
「自分は日本人なんだ!ということを再確認する」とも言っていた。
なるほどその通りだった。
浪曲も講談もマクラで和んだ後の凄まじさ。
玉川福太郎さん、宝井琴調さん、、、とても美しい時間だった。
曲師の玉川みね子さんも素晴らしかった。
何人ものお客様から「又是非演って下さい」との言葉を頂戴した。

こんなにいいものなんだから定期的に寄席をやっていきたいなぁ・・・。

 6月10日(金)
明日は3回目になるシャンソンナイト。
山田恵子さんという歌い手さんとピアニスト吉川郁朗さんのLIVEだ。
シャンソンは、いわきではなかなか聴けないジャンルだが、その「語り」と言ってもいい歌とピアノ・・・。
はじめて聴いた時はその歌、というよりも物語に引き込まれて鳥肌が立ってしまったほど何かを感じてしまった。
昔ちょっと夢中で読んだ星新一さんのショートショートと同じ感覚だった。
エスプリというか大人のブラックジョークが散りばめられた歌も数曲あり、それがまたいいのである。
まさに大人の為の音楽だ。
夕方の5:30から7:30までの素晴らしいひと時だ。
その後は通常の営業に戻る。

大人の為・・・といえば来週の土曜日(18日)は「浪曲と講談のひととき」をやはり早い時間に演る。
同じく夕方の5:30から7:30まで。終了後はやはり通常営業。
出演するのはお二人・・
浪曲は、浅草の寄席「木馬亭」で出演するたびにSOLD OUTになるという「玉川福太郎さん」
私の大好きな方「小沢昭一さん」曰く・・
「こんなオモシロイ浪花節を、なぜ、今時の若い者は聴かないのかなァ。
 いいよ。俺たちだけのタカラにしよう。」
福太郎さんが出演する時に必ず足を運ぶ方の中には「小椋佳さん、なぎら健一さん、松金よね子さん・・・」などなど芸能界にもジャンルを越えた多くのファンがいらっしゃる方だ。
講談は、オーソドックスな芸風と読み口で武芸ものを得意とする「宝井琴調さん」
この方も自転車で北海道各地を出前講談して回ったという行動派の講談師である。

まあQUEEN初の究極のジャパニーズライヴ!
浅草と同じ木戸銭で体験できるいわきではめったにお目にかかれないLIVE。
たぶん未体験の方々ばかりだろうから、そんな方にこそ是非足を運んで欲しい。

 6月6日(月)
今夜はお休みを頂戴した。
早く休もうと思っていたらTV番組表に「Non Chords」を発見!
普段TVは全然見ないので、TVの前に正座して待っていると・・・
おお!お三方が!出っ放し!ではないか!カッコイイ!
プロモーションビデオも“Tracing”がフルに映った。
ビデオに撮っていたので明日からQUEENでもかけてしまいますぞぉ!

夕べの矢野沙織さんLIVE、たくさんのお客様にいらしていただいた。
感謝!ありがとうございました。
いやぁ・・向井滋春さんのトロンボーンと矢野さんの掛け合いは絶品だった。
井上さんのピアノもとてもインテリジェンス溢れて感動!
井上さんのファンだという小学生の女の子達がピアノの先生とご一緒にいらっしゃて下さった。
ナント!わざわざ東京までLIVEを観にいっているそうだ。
いいぞぉ!君達はいい大人になるぞぉ!
やはり郡山や三春、日立など、わざわざ遠方からのお客様も多く、このメンバーの人気が解る夜だった。

向井滋春さんからも「次回は7人編成で来るぞ」とのお言葉。
4トロンボーンだそうだ。
凄い迫力のLIVEだろう。
それにしても向井さん・・暖かでダンディな方だった。

 6月2日(木)
夢の様な2日間が幕を閉じた。
これから全国をツアーして行くので楽曲は書けないが・・・
お客様の満足度120%!というところ?
自分的には200%!だった。

以前(4/14)この独り言に書いた「あいつ」が微笑んでくれている。
今回のライヴは、まるであいつのためにジョージさんが選曲してくれたのか!というぐらい、これでもか!とたたみ込む様にやられてしまった。
何人ものお客様から「マスター、リクエストしたの?」とまで言われたぐらいだ。
ジョージさん、本当にありがとうございます。

この2日間とも・・・
ライヴ終了後すぐに、お客様をお見送りするべく店の外に出てご挨拶をはじめると、皆様の笑顔笑顔笑顔笑顔・・
何よりも嬉しいご褒美だ。

もうひとつ嬉しい事が・・・
ライヴが終わってジョージさんがニコニコしながら
「2日間ともこんなにいいお客さんで、演りやすくて、最高だった。ノブちゃんがいつも来てるのがわかるなぁ」とお言葉を頂戴した。
う・う・う・う・うれしいっす!

こうしてジョージさんが来て下さる様になったのもノブさんのお陰なのだ。
益々忙しいノブさんだが、いつか又 ジョージさん、ミッキーさん、ノブさんでLIVEができる日があったらいいなぁ・・・
なんて勝手に想像している自分がいる。
あんな夢の様なLIVEはもう絶対無いに等しいんだろうなぁ。
(ここは、あくまでも独り言・・だぞぉ)

さあ!明日からの通常営業、気を引き締めて精進精進!


 5月31日(火)
「DO A NOBU'S Vol.9」 本日情報解禁日!
凄い・・・。
写真はまだアップできていないのだが、情報だけのアップ。
大橋純子さんでも凄いのにご一緒するメンバーが又最高!

ピアノの久米大作さんはあの伝説のフュージョンバンド“プリズム”のオリジナル・メンバーだ。
南 佳孝さんや辛島 美登里さん、高橋真梨子さん等のアレンジや数々の音楽監督等で有名な方だ。

ベースの櫻井 哲夫さんは野呂一生さんと「カシオペア」を結成、その後は神保彰さんと「JIMSAKU」を結成。
角松敏生さんプロデュースの「JIMSAKU」のボーカル・アルバム『DISPENSATION』はあまりにも有名。
最近では【櫻井哲夫 with 世良公則】神本宗幸(p)というユニット名で大活躍している。
こんな凄い3人をプロデュースするノブさんが凄いのだが、、、。

斎藤ノブさんプロデュース「DO A NOBU'S」
常連の直ちゃん命名の「DO A NOBU'S」
QUEENのドアノブを開けると夢の様なLIVEが演っている・・・。
本当に夢の様なメンバーが次々と演って下さる。

9/6の「Non Chords」も全国ツアー5ヶ所の内の1ヶ所に選んでくれた。
東京、札幌、名古屋、大阪 、そして いわきQUEENだ。

ノブさんに感謝感謝!
いらっしゃるお客様に感謝感謝!

 5月29日(日)
LILY-YOJI LIVE 終了。
実に素敵な夜だった。
りりィさんの歌・・よかったぁ!
そしてYOJIさんの歌、声、ギター・・いいねぇ〜!
何といってもお二人の人柄の良さが最高!
いらっしゃった満杯のお客様がみ〜んなニコニコしてお帰りになった。
店側としては最高のご褒美だ。
初めてのお客様も多く、QUEENのLIVE予定のチラシを見て「ビックリした。こんな店がいわきにあったのね」とのお言葉を頂戴したり、18日の「浪曲と講談のひととき」のご予約も頂戴したりして、非常に嬉しい時間だった。

という事は、裏を返せば全然情報が伝わっていないのだ。
LIVEを始めて3年になるが、地元いわきの方はまだQUEENを知らない人ばかりなのだ。
これからも もっともっと発信せねば!と身を引き締める功であった。

 5月28日(土)
書き始めようと日付を入れてビックリ!
アッという間に1年の半分を過ごした事になるのか!
いやいや自分の人生の半分はとっくに過ぎているのだろうからそんなにビックリすることでもないのだが・・。

実は・・、
自分はガキの頃から小学生時代、中学生時代、そして高校生時代・・
その頃の事を全然といっていいほど覚えていないのだ。
どうしてこんな事を急に書き始めたかと言うと・・・
先日、お客様でいらした小学校時代の同級生で幼馴染の女性から
「あたしは、よく功君とカブトムシを獲りに行ってて、ある日当時のいじめっ子の○×君に意地悪をされた時功君に助けられたのよ。体の大きい○×君にちっちゃい功君が向かっていったのよねぇ」
などと言われた。そして他にもいろんな思い出をたくさん聞いた。。
実は・・・全然覚えていないのだ。。。
カブトムシがいっぱいいるパルプ工場の片隅を秘密基地にしていた事は何となく覚えている。
秘密基地に連れて行ったのかぁ、全然秘密じゃぁないジャン。
幼馴染と一緒に秘密基地へ行ったのも、○×君と戦ったのも覚えていない。
そう思うと昔の記憶が全然ないに等しいのに気がついた。
記憶の引き出しが狭いのか新しいことを小っちゃい引き出しに詰め込むから先入れ先だしでドンドン最近の事ばかりになってしまうのか・・・。

○×君が鼓笛隊で指揮棒を振っていた事を急に思い出した。
自分の事は何も思い出さないが、笛でも吹いていたのだろうか。
今日もまた・・続く・・

 5月27日(木)
22日のブレバタさんのLIVEが終わってから店も忙しく独り言もままならない毎日が続いた。
ブレバタさんのLIVEはさすがデビュー36年の貫禄。あのハーモニーと美しいメロディー、ラストの「あの頃のまま」を聴いた時は不覚にも涙が・・・
終了後の恒例の打上げでは夢の様なセッションが、、


続く・・

 5月20日(金)
昨日の『永井・米川・小森の邁進ツアー2005〜皐月の陣〜』
最高の大人のロックな夜だった。
素晴らしいプレイヤーの本物の音。いやぁ、凄かったし気持ち良かった。

さあ、日曜日はいよいよ『BREAD&BUTTER concert 2005』
二人のハーモニーに包まれて、それはそれは素敵な夜になる事だろう。
う〜ん。。わくわくするぜぃ!

 5月16日(月)
QUEEN初の試みである個展「箱崎りえ 5月の器」は本日で最終日。
QUEEN Hiromiの念願だったQUEENギャラリー、おかげさまで大盛況。
お越しのお客様、どうもありがとうございました。

日曜日の午後3時からは、たくさんのお客様に恵まれ陶器と音楽の何ともいえない良い雰囲気でライヴができた。
東京から駆けつけたピアノ杉山英太朗さん、地元からはギターにハワイアンズのバンマスKAZUOさん、ドラムス牧野せつこさん、そしてりえさんのだんな様でウッドベースの室井潤さん。
バリバリのプロミュージシャンの4人をバックにテナーサックスの赤津タケシさんとアルトサックスの新婚ジョンが吹きまくる。

日曜の昼下がり・・・暖かなJAZZと優しい陶器に包まれて何ともいえない良い時間だった。
そしてライヴも最後の曲に・・と思いきや・・・
「その前にスペシャルゲストを!」と室井さん。
お客様でいらしてた「5/8のMovin’on!」のソウルシンガー菅波ひろみさんが登場と思っていたら「ヴォーカルに・・いつも裏方でお世話になってるQUEENのマスター」ときやがった!
ヤバッ!室井さんとは5/5のバークリーライヴもご一緒しているし、レパートリーはバレてるし・・・
という訳で「開き直って一発!歌ってしまいやした」
お聴きになられた方・・ゴメンナサイ。
プロをバックに、正直・・ウレシ・・ハズカシ・・キモチヨシ・・・!
流石プロ、リハなし一発!
ありがとうございました。
ゴスペルの先生でもある菅波ひろみさんを前にして歌うのは恥ずかしかったし、ギターを持たないで歌うと前川清さんになってしまうのに初めて気がついた。

ライヴ終了後、お客様にどうもどうも・・とへどもどしていたら、
QUEEN Hiromiは「振り付けはどうした!」とマジな顔で怒っていた・・・。



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