3月5日(土)
大忙しの土曜日だった。 ありがとうございました。。

明日は童謡をJAZZで奏でるLIVE。
ピアノの村沢さなえさんとヴィブラフォンの有明のぶこさんは東京から、
ウッドベースの室井潤さんとドラムの牧野せつこさんは地元いわきの方。
室井さんの企画のライブなのだが、この室井さんがまたいい奴なのである。
ロックなジャズマンとでも言えばいいのか、とにかく音楽に対する姿勢がいいのである。
奥様は陶芸家で、QUEENで使っている大皿は彼女の作品である。
女性らしい優しい作風で、絵柄、色見、彩りがとてもいい。
大変評判が良くてファンも多くいらっしゃる。
ちなみにQUEEN Hiromiの同級生でもある。
素敵なご夫妻だ。
そして牧野せつこさん。
常連のピアノマン、Tラックさんが、先週末 近所のジャズスポット ターフで叩くせっちゃんに遭遇。
その帰りにQUEENに寄ってくれて
「いやぁターフでいいドラム叩く女性がいましたよ。周りをちゃんと包み込んでそれでいてキチッと決めるところは決めて・・・」とのお話。
詳しく話すと 牧野せつこさんと判明。
「だって牧野さんはあの♪ジュリ〜♪のバックだったんですよ〜」
なんてうれしそうに話す自分がいて・・・
前向きな明るい話は、最高のつまみである。
村沢さんのCDは自分も持っているのだが、とても面白い。
有明さんのヴィブラフォンと織り成すなんともいえない彩りに浸ってしまうのだ。
本当に不思議で素敵な世界。
この4人、明日は昼間 老人ホームで演奏して、夜はQUEENだそうだ。

実は、自分がこの4人の音に浸った後の「独り言」がどうなるのか楽しみだったりして。。
たぶんサラサラの清い言葉がスラスラと出る・・ワケねぇよなぁ。

 3月4日(金)
大雪の金曜日。
花金に雪なんて無常なぁぁ!と思いきや・・
団体様が数組+常連さんがカウンターを埋めて下さって・・・
ありがたい事だ。こんなに足元の悪いときにいらっしゃって下さるお客様に感謝・感謝!

大好きな言葉のひとつに
 「粋」 というのがある。
普段意識したことはないし、こんな事を口にしただけで「野暮」になるものだと思うのだが、
なぜか急にこんな事を話題にしたかといえば・・・

QUEENに集うお客様の粋な計らいにQUEENが育てられている、という事を再認識する毎日であるからだ。
この仕事、いわゆる客商売について25年、修行時代も含めれば29年になる。
いつも素敵なお客様に憧れて生きてきた。
適切な言葉は「客振り」とでもいうのだろうか・・。

QUEENという店をはじめてから5年ぐらいたってから、もっと「おもてなし」を勉強したくてお茶を学びはじめた。
これは地元いわきの茶道「安藤家御家流」に入門できたのでいわゆる「男の武家茶」を習えたから非常に運がよかった。
家元の安藤綾信様にはありとあらゆる作法を無言で教わっている。
稽古以外の時間がまたいいのである。
一緒に過ごす時間の些細なしぐさや振舞にハッとする時がある。
言葉にするとどうして無粋になってしまうんだろう。
(このことに関しては後でゆっくり書いてみようと思っている)

「客振り」のいい 粋なお客様に囲まれて店をやっていけるのは本当にありがたいことである。
例えば常連さんのNさん。
この方の客振りの良さはニューヨーク仕込。
音楽が大好きでいろんなライブやコンサートに出かけている方なのだが、NYで行ったライブハウスのノリに感動して身につけて帰ってきたらしい。
「日本とは全然違う」と言うのをお聞きしたことがある。
Nさんの掛け声の「間」といったら歌舞伎に通ずるものがある。
大好きな「山口瞳氏の続礼儀作法入門・9の観客のエチケット」を読むとNさんを思い出すのだ。

そしてもうひとつ。
ミュージシャンの方々の粋なこと・・・。
人の心を動かすパワーを持つ人はやはり「粋」な方だ。
最近では「南佳孝さん」
だてに世界中を歩いてきた訳ではないのがわかる。
話題がワールドワイドなのにちっとも気障じゃないのだ。
「身につく」ということは「粋」という事なのだろう。

最後にちょっとくやしくて小粋な話を・・
八木のぶおさんのHPを運営するShoさんは、とても素敵な方なのだが、、、
現在のトップページの写真は「雪深いところへ旅してきました。寒ブリを食べに」と・・・
「う〜ん日本海かぁ」と写真に見入っていたら
ナント!
「ちょうど旅の途中「岬へ」を読み終えました。」
やられた。
伊集院静氏の「海峡3部作」最終編「岬へ」のクライマックスの舞台は「能登」
本のラストシーンを本と同じ場所、しかも同じような天気(写真を見ての想像)で読み終えるなんて・・・!

なんて粋な人だ。

 3月3日(木)
凄いライブが続々と決まってきた。
日々の通常営業時の御予約も頂戴している。
恥ずかしながら・・・
店主の引き出しは、奥行きも厚みも薄っぺらで・・・
もうスケジュール表とHPの【Live】のカレンダーとニラメッコ・・。
店主・・ボケてる場合じゃぁねぇぜ!

ここんとこ・・独り言も途中まで書いて・・店が忙しくなって中止して・・
の繰り返し。
反省はサルでも出来る・・。
実行あるのみ!

明日から毎日書きます!

 2月23日(水)
夜空を見上げると・・今夜は満月。
澄んだ冷気にふと立ち止まる夜。
才能のある輩は・・
こんな月夜に名曲が生まれるんだろうなぁ。
凡人の自分でも胸がキュイーンとチョーキングするようだ。

「Ray」を観た。
よかった・・・。
大好きなストーンズのキース・リチャーズの映画のコメント・・
「レイにとってはすべてが音楽だった。レイはロックだった。
リズム&ブルースだった。ジャズだった。
そしてカントリーだった。」

精一杯生きる事をあらためて学んだ。

 2月15日(火)
2003年はブルース生誕100周年、という事で2004年には7本のブルースムービープロジェクトが日本で上映された。
(そのオフィシャルサイト)http://www.blues-movie.com/index.html
悲しいことに ここいわきには1本も来ていないし自分も映画を観に吉祥寺まで行く時間がとれなかったのでDVDが発売になるのを待つ状態だったのだが・・・。
(でも・・まだ吉祥寺のバウスシアターで2/25まで演っている・・行きたいなぁ)

そして、ついに「THE BULES Movie Project」コンプリートDVD BOXが3/4に発売になる。
楽しみだ!やっと観れる・・。

そして「ブルースムービープロジェクト」最終編ともいえる
「ライトニング・イン・ア・ボトル」という映画が3/19より渋谷のシネマライズで上映する。
(映画のオフィシャルサイト)http://www.nikkatsu.com/movie/lightning/

この作品は2003年2月7日にラジオシティミュージックホールで行われたブルース生誕100周年記念ライブである。
5時間に渡るライブの一部を収録した映画で、出演者はもう超グレート&ゴージャス。
そして嬉しい事にQUEENには5/1に来てくれる予定のKOTEZさんが映画公開記念ライブを3/4に行う。

『荻窪ルースター・マスターの「地階から胃薬」のファンの方ならこの話は理解できるに違いない』

そういえば南佳孝さんもMCでQUEENを
「ブルースの似合う店だねぇ。次回はブルースのバンドでも来たいですね」
と言っていただいた。

ブルースが大好きで、ずっとそばにブルースが流れていて、そんな店をやって28年。
ブルースが生まれて100年。これからの世代、若い人達にも少し理解してもらえる環境ができてきたのだろうか。
余談だが、長男から「お父さん、Ray泣いちゃった。絶対観た方がいいよ」とTELがあった。
冗談じゃねえぜ、「絶対観ろよ」とTELするつもりが先を越されちまった。

Rayオフィシャルサイト http://www.ray-movie.jp/index.php

 2月14日(月)
ライブの情報をアップした。
4/17と6/19・・プロフィール等を打ち込んでいるとミュージシャンの方々の凄さにビックリする。

夕べのQUEENは、結婚披露パーティーだった。
新郎は近所のBarのマスター。
若い方のパーティーらしく、DJが入り パーカッションのバンドのライブや新郎が組んでいるファンクバンドのライブもあり楽しい時間だった。
粗相なく閉めることができた。今夜はちょっと一段落。
ホッ・・。


矢野沙織さんには、LIVEの2時間前にFMいわきに生出演していただいた。
スタジオの前に10数名の方々が駆け付けてくれたらしい。
その時間には結婚式の二次会が入っておりスタジオに行けなかったのでラジオで聞いていた。
高校生らしい初々しいトークと高校生らしからぬプレイ。
これからが楽しみなプレイヤーだ。
スイングガールズもそうだがハツラツとした素直な音は気持ちいい。

 2月11日(金)
矢野沙織 高校卒業記念ライブ無事終了。
最初は苦労したが尻上がりで何とか・・・ホッ。。。
学割を設定したので親子連れのお客様が大半を占めた。
皆さん笑顔でお帰りになった。
今夜もうれしい一夜を過ごさせて頂いた。

矢野沙織さん・・
チョットはにかんだ高3らしいシャイなMCと
演奏が始まったとたんに変わる押しの強いプレイ。
この2面が今の矢野さんの魅力でもあるのだろう。
今後どんな風に成長していくのかが楽しみだ。

8、9日の講習は勉強になった。
素晴らしい方にも出会えた。
「全国生活衛生同業組合中央会の専務理事さん」
「私は天下りです」から始まったこの方の話に俺は夢中になってしまった。
世の中にはあんなに素敵な人もいたもんだ。

中西圭三さんのHPライブインフォメーションにQUEENでの「DO A NOBU'S Vol.8」がアップした様子。
いきなり予約メールが・・・。
遠方の方々ばかりだ。
いかん!告知の葉書とメールを出さねば!

 2月7日(月)
夕べの余韻で顔がほころぶ。
大好きなアルバム「SEVENTH AVENUE SOUTH」から名曲「Scotch and Rain」・・
Voiceに河野さんが書いてくれた通り!
俺も頭の中にこの曲が・・・
♪スコッチ〜雨で〜割れば〜・・・
頬が濡れて〜まなざしが濡れて〜心までも濡らした〜♪

そしてもうひとつ、「Midnight Love call」
そう石川セリさんが歌っていた♪こんな夜中に電話してゴメンナサイ〜・・・・あたし雨はきらい〜♪
作詞・作曲 南佳孝さん、 そして編曲がナント大村憲司さんという珠玉の名曲だ。
沢山のお客様に感謝!
そして南さん竹田さんに感謝!

明日は店を休まなければならない。
大手町の某公共施設で朝から夜まで研修会。
講師の方は
厚生労働省健康局生活衛生課
警察庁生活安全局生活環境課
法務省入国管理局在留課・・・
その他漢字がいっぱいの方々で7時間の授業・・

9日の独り言は漢字だらけだぞ〜。

 2月4日(金)
南佳孝さんのLIVE、予習をしたい方はこちらをコピーして貼り付けて下さい。
もうたまりません!
http://www.yebisubar.jp/live/index.html
YEBISU BEERさん、ありがとう!

 2月3日(木)
矢野沙織さんがFMいわきに出演が決まった。
2/11(金・祝日)PM17:45〜
勘太郎さんの時と同じように15分ぐらいだろうか、
出演を依頼したらこれだけTVやラジオに出演している人だから快くOK!
又、楽しい出演になってくれるよう明星大のJAZZ研に盛り上げをお願いしようと思っている。
ライブハウスに、14歳で自ら出演交渉をしたという根性娘のお話が聴ける。

ここにきて親子での予約がめだってきた。
いいぞぉ!



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